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よくいただくご質問

ハウスクリーニングやリフォームをしなくてはいけませんか?

お客様のご希望に限って、ご提案させていただきます。ハウスクリーニングやリフォームをこちらから押し売りすることは絶対にありません。安心してご利用ください。

空き家を放っておくとどうなりますか?

空き家を放っておくと、老朽化が進みます。それはカビや湿気などが溜まり、腐りやすい環境を作るからです。また、虫や動物たちも寄ってきます。古くなった空き家は瓦が落ちたり、倒壊する危険性があるため、「特定空き家」に指定されるようになります。それにより固定資産税の控除がなくなり、実質的に負担が大きくなります。また特定空き家に指定されると、解体を行政により強制的に執行され、またその取り壊し費用を請求されることがあります。

害虫や害獣による被害、不法侵入や不法投棄による治安の悪化は所有者の問題だけでなく、近隣トラブルの元にもなります。また景観や治安を乱すことで、地域の魅力を低下させ、道路、水道、電気といった生活に欠かせないインフラも維持することが難しくなります。そうなるとさらに地域から人が減っていきます。

空き家を管理することは、所有者の問題だけでなく、その地域全体の問題でもあります。

とはいえ、空き家の問題は簡単に収めることが難しい問題でもあります。じっくりと納得がいくまで考える時間を作るためにも、たなばんに管理をおまかせいただければ幸いです。

空き家に関しての法律はありますか?

2014年に空き家など対策の推進に関する特別措置法が成立しました。この法律では次のことが定められています。

・行政が空き家の実態調査を行うこと
・空き家の所有者へ適切な管理の指導
・空き家の跡地についての活用促進
・適切に管理されていない空き家を「特定空き家」に指定することができる
・特定空き家に対して助言・指導・勧告・命令ができる
・特定空き家に対して罰金や行政大執行を行うことができる

所有者の許可なしに敷地に入ることは不法侵入にあたるため不可能でしたが、管理ができていない空き家に対しては自治体に対して、立ち入り調査が認められており、また所有者の確認をするために個人情報を利用でき、水道屋や電気の使用状況なども請求できるようになっています。

解体やリフォームの補助金はありますか?

※補助金については年度により異なるため、詳しくはご相談時にお声がけください。この情報は2018年現在、田辺市のものとなり、自治体位よって補助金・助成金が異なります。

和歌山県田辺市では「田辺市不良空家等除去補助金」という制度が設けられています。

倒壊するなどのおそれがある危険な建物を解体する所有者等に対しての制度です。除去費用の3分の2(上限50万円)を補助してもらえることになっていますが、立ち入り調査の後、不良空き家の認定を受ける必要があります。また件数が限定されており、必ず補助されるというものではありません。

空家などの解体工事を検討されている方は、田辺市役所建築課にお問い合わせください。

県外から移住推進市町村への移住に際し、空き家を改修しようとする移住者もしくは空き家所有者のどちらかが申請できる補助金があります。改修工事にかかる経費の2/3(上限80万円)が補助されます。

「空き家バンク」とはなんですか?

空き家バンクとは各自治体が設置するもので、わかやま空き家バンクは和歌山県が設置しています。

空き家を移住推進に活用し、和歌山県内への定住を促進するため、田舎暮らし応援県わかやま推進会議を構成する市町村と連携して、移住希望者に空き家の情報提供を行います。

空き家を登録するには、空き家バンク登録申請書と空き家バンク登録カードに記入し、移住担当窓口に提出します。

相続でもめている場合、どうしたら良いですか?

相続でもめている場合、遺産分割をすることができません。

話合いでは決まらないとなると、家庭裁判所で遺産分割調停の申立てをしなければなりません。調停でもお互い譲り合わない場合、遺産分割審判が必要になり、裁判官が最終的な判断をすることになります。

これらの手続が長引いてしまいますと、相続人や、親族が疲弊し、数年に渡り相続争いを繰り広げてしまうことも少なくありません。現時点で揉めてしまっている場合は、解決に向けて粘り強い姿勢で向き合わなければなりません。

まだ争いになっていないのであれば、事前に予防することが重要です。適切な予防策を知り、遺産承継の準備をしていれば、ほとんどの相続争いの問題は生じません。

早めに専門家(司法書士・弁護士等)に相談することが大切です。